1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 | 6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
桃、葡萄など落葉果実は11月下旬より冬にかけて整枝剪定(せいしせんてい)を行います。
剪定は、無駄な枝を切りのぞき、充実した枝を育てます。作業に当たっては、日当たりや、今後の作業のしやすさを考慮し、整形します。 |
|||||||||
桃は、休眠期(落葉し、根が活動していない時期)に剪定(せんてい)を済ませます。 我が家では、2月中に剪定を済ませ摘蕾(てきらい)作業を迎えます。これは、不必要な蕾(つぼみ)を除くことにより貯蔵養分の浪費を防ぎ、健全で大きな花 を咲かせる為に行うのです。 4月上旬には、ピンクの見事な花が咲くことを願って。 ぶどうは、剪定を終えた枝を棚に配置し固定します。 |
|||||||||
まず、桃の摘蕾作業を行います。これは2月の作業で書いたように、大き
な花(実)を付けるために過剰なつぼみを取り除く作業です。また、木の根本には乾燥
を防ぐために、わらを敷きます。 ブドウの方は枝、幹の皮むきを行います。これは、越冬病害虫による幹の損傷を防ぐことを目的とします。 古い皮の間に病害虫が入ると木が腐ったり、痛んだりしてよいブドウが出来ません。 下の写真はブドウ皮むきツールです。手カンナのようですが、先がちょっと違います。両方が刃の様にになっています。また、取り除いた木の皮が衣服の中に入 らないように重装備で臨みます^^; |
|||||||||
4月上旬より桃の花がほころび始めます。 桃の手入れ さて、この時期の作業としては桃の授粉作業があります。桃の蕾をとって開葯器(かいやくき)という
機械を使って加熱保温します。そうすることで、蕾が開き花粉を取ることができるのです。 葡萄の手入れ そこで、伸びの良い1芽を残してその芽に栄養を集中させます(これを「芽をそろえる」と言います)。 そうして芽が揃うと枝の伸びが良くなり、養分を十分に受けて大きく成長する、良い房を付けることが 出来るのです。 |
|||||||||
桃の作業美しい花の季節も終わり、5月に入ると桃の実は小指の爪くらいになり、日ごとに大きくなります。摘果 防除 その他 2007.05.17更新
葡萄の作業葡萄の芽が伸びて大きな葉と長い蔓<つる>になっていきます。摘房 5月は風が強く、新しい蔓は強風で折れてしまうため、伸びた蔓を棚に平行になるようにテープで固定していきます。同時に害虫発生の予防や、日当たりの確保 などの効果もあります。葡萄の農作業は蔓付けが中心と なります。 ジベレリン処理 ジベレリンは植物にある成長ホルモンで、人には無害で、植物の成長を早くしたり、種無しにすることができます。 ベト病、灰色カビ病などの発生が始まるので、早めに防除する必要があります。 甲斐路のベト病には早めにリドミルMZ水和剤が効果的のようです。 巨峰、甲斐路の房づくりは5月中、下旬ですが、巨峰は3cmくらい、甲斐路は12cmくらいが良いようです。 その他 下の写真はブドウの房です。
|
|||||||||
桃の作業5月に摘果してピンポン玉ほどに大きくなった実一つひとつに袋をかけます。 これは、実にひびが入るのを防いだり、病害虫、雹などによる被害を防ぐためと、収穫量の調整、着色の促進など品質の向上につながります。ポイントは、樹の上側には多めに、下側には少なめになるようにすることと、袋の中に葉が入らないようにして、風などで飛ばないようにしっかりつけます。 袋をかけない種類(無袋種)は、摘果の見直しをします。 実が多すぎる枝は実を減らして、 木(実)の成長を助けて出荷に備えます。 修正・加筆 2004.06.13
葡萄の作業巨峰は、玉の張りを良くするため、1つの房に付いている粒の数を減らします(摘粒)。同時に、一房一房に傘紙をかけて行きます。 この作業の目的は、
桃も葡萄も、一つひとつに丁寧な作業が要求されます。
甲斐路は房についている花のカスを丁寧に落とします。これはカスから病気が発生するのを防ぐ効果があります。 加筆・修正2004.06.13
|
|||||||||
ももの作業ももの手入れ作業は一段落し、いよいよ出荷となります。出荷の合間を見て袋をかけたももの袋取り(除袋=じょたい)や、きれいな色が付くように 反射シート(シルバー)を敷くなどしています。毎日午前4時に起床し夜7時までほとんど休む間もなく 大忙しです。 ぶどうの作業巨峰・ピオーネ・甲斐路の摘粒(てきりゅう)、傘かけ作業でぶどうの作業は一段落です。 |